2015年12月2日水曜日

偽りのアイデンティティ

誠実に真摯にコースに取り組んでいた頃の自分のブログに、予想外に励まされた。

もう一度、手をのばしてみよう。

ここ数日、何気ないふとしたことで怒りが頂点にいってしまい、戸惑っている。

そのたびに、なんとか赦しに立ち返ろうとだけはし、人前で滅茶苦茶なふるまいだけはかろうじて免れられたという危うい状態だ。

ひとつ気づいたこと。

「自我=自分ではない」ということに対して、猛烈に怒り狂っている部分がある。

自分の成果、自分の性格や言動、自分の努力、こうしたことがなにひとつ肯定されないから。

奇跡のコースは、そうしたものとはまったく関係なく、神の子としてのわたしたちのアイデンティティゆえに尊いと伝えているようだ。

これまでの人生においては、真逆のことをやりつづけてきた。

他者からの評価がほしい。

他者からの評価が得られない自分には価値がない。

自我という偽りのアイデンティティがなくなること、これほどまでに恐れているとは知らなかった。

今、わたしは神と戦っている。

そして、打ち負かしたいと思っている。

どうか今度こそ、その幻想を手放すことができますように。

奇跡のコース テキスト編
第16章 「幻想を赦す」

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