戸隠を後にするとき、これほどまでに涙があふれてくるように名残惜しく感じたのは初めてだ。
神の懐から離れることがとてもさびしい。
でも、今日のレッスンのように「わたしの救いはわたし自身の中から訪れます」に向かい合うために、日常という現実や下界に戻る。
今、この瞬間も、神に対して心開けていない自分がいるし、なにがなんでも真実を観たいと思えない自分もいる。
むしろ、真実ってなんなのだろうと感じている。
ただ、わたしは今与えられているもの、人、環境、状況、この瞬間の自分、それらがどのようなものであったとしても、できるかわからないしどうやればいいのかもわからないけれど、全面的に受け入れたい、心からの感謝と共にありたいとだけは感じている。
そして、兄弟たちと共に救われたいとだけは本当に思っている。
昨夜は、今感じていることや問題だと思っていることをひとつずつ丁寧に書き出していった。
ある自我が見えてきて気づいてしまい、眠りにつけなかったり、眠れても夢の中でどちらを選択するのかと、休みなく心の誠実さを問われた気がする。
この上なく赦したくない人たち、それでも兄弟として観たいのか、共に還りたいのかと自分に問いつづけた一晩で、本当に苦しかった。
できるのかはわからないけれど、今回与えてもらったヒントを無駄にしないよう、もう一度一歩ずつ丁寧に取り組んで進んでいこうと思う。
そして、戸隠を去ったあとも、いつも心の中に神々を置き、共に在らせてもらいたい。
それを忘れずにいたい。
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